★スローフードコラム
今年はとても暑い夏でしたので、知らず知らずに冷たいも
のを取りすぎていた方も多いはずです。
体としてはいつのまにか、体液、血液が薄くなって、貧血状態になっています。
徐々に「塩」を補給していく必要があります。(自然食の考え方では良い塩は体に必要と言われています。)
暑い季節はさぼり勝ちだった「味噌汁」をメニューにしましょう。
味噌は、醗酵食品の麹の働きで大豆タンパクが非常に吸収しやすくなっているという利点があります。
「ねぎ味噌」「しょうが味噌」「味噌煮うどん」や「味噌仕立ての鍋物」などが体を温め、造血作用が強力です。
衣服に「衣替え」の時期があるように、食べ物も「体の衣替え」
の季節があります。
それが、これから出回る秋大根、ごぼう、れんこん、里芋、さつま芋などの根菜で、これらは体質を冬に適合するよう準備するための野菜類です。
これらの野菜に油揚げを加えて作る「けんちん汁」などはとても季節に適していて、体に合った料理です。
その他、新そばも出はじめていますし、栗ごはんもとても美味しい季節ですね。
栄養やスタミナと言えば、つい肉食を連想しがちですが、黒ゴマ25グラム(大さじ3杯分)は、200グラムのステーキ以上の栄養だそうです。
一度に大さじ3杯の黒ゴマを摂らなくても、ごま塩やごま和え、などで摂れば、肉、卵、牛乳などの動物性タンパク食品より、吸収効率のよいスタミナ食となります。
また、大豆や大豆製品の豆腐、高野豆腐、ゆば、麸などは日本人の体質に適したスタミナ食品です。
たくあんに限らず「ぬか漬け」の漬物は、日本のヨーグルトというべき優れた醗酵食品で、善玉腸内細菌を育成し、腸内環境をととのえるサプリメント代わりの食品です。
つまり、和食を摂りましょうということですが、穀物、大豆、野菜といった粗食で充分体力はつきます。
でも子供には肉や卵、牛乳と与えがちですが、子供も和食だけで充分。むしろ和食の方が丈夫に育ちます。
肉類などの動物性タンパクを摂らなければスタミナがつかないというのは、科学的迷信ともいえるものです。
また、お米の糖質は消化する時にインスリンを必要しないので太る心配がありません。
日本人に糖尿病がなぜ多いかと言えば、もともと体質的にインスリン分泌の少ない日本人が、肉や動物性脂肪を食べると必要量が格段に増えるので現代の4人に1人が糖尿病予備軍と言われる状況になってしまっているのです。
秋の夜長に、本来あるべき姿の日本の食事であるスローフードについて考えてみてはどうでしょうか。
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